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【2027年】どれを選ぶ?第73回臨床検査技師国家試験のおすすめ問題集4冊と勉強法まとめ

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【2027年版】第73回国試に向けて、問題集選びで迷っている方へ

第73回臨床検査技師国家試験は、2027年2月17日(水)に実施されます。

  • 受験に関する書類の受付期間: 2026年12月14日〜2027年1月4日
  • 合格発表: 2027年3月23日(火)
  • 受験願書の配布: 2026年10月下旬以降

(出典:厚生労働省「臨床検査技師国家試験の施行」)

問題集選びで迷って時間を使うより、1冊を決めて繰り返すことが大切です。この記事では、受験生がよく使う問題集3冊とテキスト1冊を、収録内容をもとに比較します。正式書名は次のとおりです。

QB: 『クエスチョン・バンク 臨床検査技師国家試験問題解説 2027 第6版』(メディックメディア)
医歯薬出版の問題集: 『臨床検査技師国家試験問題集 2027年版 オンラインテスト/第68-72回国試問題・マークシートPDF付』(医歯薬出版)
黒本: 『臨床検査技師国家試験解説集 Complete+MT 2027』(日本医歯薬研修協会)
イエロー・ノート: 『臨床検査技師イエロー・ノート 3rd edition』(メジカルビュー社)

「黒本」は受験生の間での通称です。呼び方は人によって違うことがあるため、購入時は正式書名で確認してください。現役の臨床検査技師が運営する「さいらぼ」の視点で、目的別の選び方と使い方もまとめました。

※収録内容と価格は、最終確認日時点の出版社・書店の掲載情報にもとづきます。購入前に、最新版かどうかをご確認ください。

結論: 目的別のおすすめと4冊の比較表

理解しながら進めたいならQB、過去10年分を1冊で解くなら医歯薬出版の問題集、科目別に網羅したいなら黒本、基礎から固めたいならイエロー・ノート。

どれか1冊が絶対に優れているわけではありません。自分の弱点と、試験までの残り時間で選んでください。

自分に合う教材がすでに決まっている人は、下の比較表から詳細と購入先を確認できます。

過去10年分の2,000問をそろえる場合、医歯薬出版の問題集は1冊9,350円、黒本は全8巻で24,750円です。QB(10,780円)と比べると、黒本の全巻は約14,000円高くなります。イエロー・ノートは問題集ではなくテキストなので、問題集と組み合わせて使います。

教材 出版社 種類 収録範囲・特徴 価格(税込) 向いている人
クエスチョン・バンク 2027 第6版(QB) メディックメディア 問題集 過去10年を中心に1,394問+第72回の200問。「出る順」ランキング、QBオンライン付き 10,780円 厳選された問題で理解を積み上げたい人
臨床検査技師国家試験問題集 2027年版(医歯薬出版) 医歯薬出版 問題集 第63〜72回の過去10年分・2,000題を出題基準の領域別に収録。オンラインテスト、マークシートPDF付き 9,350円 過去問を1冊で全問解きたい人、本番形式で練習したい人
Complete+MT 2027(黒本) 日本医歯薬研修協会 問題集 第63〜72回の全2,000問を科目別に収録(全8巻) 全巻セット24,750円単巻は2,750円または3,300円 科目ごとに進めたい人、苦手科目の巻だけ補強したい人
臨床検査技師イエロー・ノート 3rd edition メジカルビュー社 テキスト 臨床血液学・臨床微生物学・臨床免疫学・公衆衛生学・医用工学概論の5科目(残り5科目はブルー・ノート) 7,480円ブルー・ノートは7,920円 問題集だけでは基礎が足りない人、図表で整理したい人

※価格は最終確認日時点の、出版社・書店(丸善ジュンク堂、紀伊國屋書店、日本医歯薬研修協会の公式ページなど)の掲載価格です。書店や時期によって変わるため、購入前にリンク先で確認してください。

1. クエスチョン・バンク(QB)2027 第6版:理解しながら進めたい人向け

QBは、厳選した問題を解説つきで解き、理解を積み上げたい人に向いています。メディックメディアから2026年4月に発売された第6版で、定価は10,780円(税込)です。

特徴

  • 過去10年を中心に厳選した1,394問と、第72回国試の200問を収録。
  • 先に解いておきたい「1周目問題」862問が選ばれている。
  • 科目別に「出る順」ランキングが掲載。国試勉強の最初と、直前の得点源の確認に使える。
  • 『病気がみえる』『公衆衛生がみえる』の図表・イラストが多く、各問題に参照ページが付いている。
  • 正解の理由だけでなく、誤りの理由も解説されている。
  • 付録「QBオンライン臨床検査」で、書籍にない問題を含む過去19年分(第54〜72回)の3,800問を、PC・スマホ・タブレットで解ける。

注意点

  • 1冊の価格は、問題集のなかで最も高い。
  • 問題は厳選されているため、過去問を全問解きたい人は医歯薬出版の問題集や黒本との併用も検討する。

こんな人におすすめ

  • 暗記だけでなく、仕組みから理解したい人
  • 『病気がみえる』シリーズを持っている、または使いたい人
  • 試験まで時間が限られていて、効率よく進めたい人

2. 医歯薬出版『臨床検査技師国家試験問題集 2027年版』:過去10年分を1冊で解きたい人向け

医歯薬出版の問題集は、過去10年分の国試を1冊で通して解きたい人に向いています。2026年5月に発行された2027年版で、価格は9,350円(税込)です。正式書名は『臨床検査技師国家試験問題集 2027年版 オンラインテスト/第68-72回国試問題・マークシートPDF付』です。

特徴

  • 第63〜72回の過去10年分、計2,000題を出題基準の領域ごとに分類して収録。
  • 最新の第72回(2026年2月実施)の問題と解説を、そのまま掲載。
  • 過去10年分の出題傾向表があり、よく出る領域を確認できる。
  • 購入者特典のオンラインテストで、過去10年分をスマホ・PCで解ける。
  • 購入者特典のマークシートPDFで、第68〜72回の問題・別冊・正答一覧・マークシートを入手できる。本番を想定した時間配分と、2種類のマークシートの練習ができる。
  • 章構成は、臨床検査総論から医用工学概論までの10分野。

注意点

  • 問題集のため、基礎知識を一から学ぶ場合は、テキストも併用する。
  • 解説の量や読みやすさは、書店の試し読みなどで、自分に合うか確認する。
  • オンラインテストやマークシートPDFは購入者特典。利用方法は、書籍の案内を確認する。

こんな人におすすめ

  • 過去10年分を、1冊で全問解いておきたい人
  • 通学・通勤中に、スマホで過去問を解きたい人
  • 直前期に、本番と同じ形式で時間配分を練習したい人

3. 日本医歯薬研修協会『Complete+MT 2027』(通称:黒本):科目ごとに進めたい・苦手科目を補強したい人向け

黒本は、過去問を科目ごとにまとめて解きたい人と、苦手科目の巻だけを買い足したい人に向いています。日本医歯薬研修協会の解説集シリーズで、第63回〜第72回までの過去10回分、全2,000問を科目別に収録しています。

特徴

  • 科目ごとに全8巻に分かれており、苦手な巻だけを選んで買える。
  • 全巻セットは24,750円(税込・送料無料)。日本医歯薬研修協会の公式ページで購入できる。
  • 単巻は、Vol.1・2・3・4・6が3,300円、Vol.5・7・8が2,750円(税込)。
  • 単巻は、書店(丸善ジュンク堂、紀伊國屋書店など)でも販売されている。
【巻の構成と価格(税込)】
Vol.1 臨床検査総論/医動物学/臨床検査医学総論 3,300円
Vol.2 臨床生理学 3,300円
Vol.3 臨床化学/遺伝子・染色体検査 3,300円
Vol.4 病理組織細胞学 3,300円
Vol.5 臨床血液学 2,750円
Vol.6 臨床微生物学 3,300円
Vol.7 臨床免疫学/輸血・移植検査学 2,750円
Vol.8 公衆衛生学/医用工学概論 2,750円

注意点

  • 過去問が中心の本。基礎知識を一から学ぶ場合は、教科書や参考書も併用する。
  • 全巻をそろえるとQB(10,780円)より約14,000円、医歯薬出版の問題集(9,350円)より約15,400円高くなるため、まずは苦手科目の巻から始めるのがおすすめ。
  • Amazonや楽天市場での取り扱いは、購入前にリンク先で確認する。

こんな人におすすめ

  • 血液学や微生物学など、特定の科目を強化したい人
  • 科目ごとに学習計画を立てたい人
  • 1冊ずつ、少しずつ買い足したい人

4. 臨床検査技師イエロー・ノート 3rd edition:問題集の前に基礎を固めたい人向け

イエロー・ノートは、問題集で間違えた分野の基礎を、図表で整理し直したい人に向いています。メジカルビュー社から2021年1月に刊行された3rd editionで、定価は7,480円(税込)です。問題集ではなく、国試対策のテキストです。

特徴

  • 収載科目は、臨床血液学、臨床微生物学、臨床免疫学、公衆衛生学、医用工学概論の5科目。
  • 各項目の冒頭に、要点をまとめた「Essentials」がある。
  • 本文は箇条書きで、重要な箇所は太字で示されている。
  • 図表が多く(イラスト163点、写真93点)、専門用語の解説や略語のフルスペルが、欄外に載っている。
  • 「One point Advice」で、国試の出題傾向や覚え方のコツを紹介している。
  • 余白に書き込めるため、自分用のノートとして使える。

注意点

  • 2021年刊で、令和3年版の出題基準に準拠している。最新の出題基準との違いは、問題集の解説などと照らして確認する。
  • イエロー・ノートに入っているのは5科目のみ。残りの5科目(臨床検査総論、臨床検査医学総論、臨床生理学、臨床化学、病理組織細胞学)は、ブルー・ノート(7,920円、2021年4月刊)に収載されている。全科目をそろえると、2冊で15,400円になる。

こんな人におすすめ

  • 問題集を解いても、解説だけでは理解しきれない人
  • 血液学・微生物学・免疫学など、該当する科目を強化したい人
  • 図表で、全体像を整理したい人

問題集を選ぶときに見るポイント(さいの視点)

国試の勉強では、正答を覚えるだけでなく、その選択肢がなぜ正しいのか、ほかの選択肢がなぜ誤りなのかを説明できるようにすることが大切です。問題集を選ぶときは、収録問題数だけでなく、次の点も確認してください。

  • 解説が読みやすく、誤りの選択肢の理由まで書かれているか
  • 間違えた問題を、あとから復習しやすいか
  • 自分の生活で続けやすい形式か(通勤中に解きたいなら、スマホで解ける付録があるかなど)

どう組み合わせる?目的別の使い方3パターン

まず1冊をメインに決めて、足りない部分だけを足すのが基本です。4冊すべてを最初から買う必要はありません。

パターンA
理解を重視する

  1. QBをメインにして、解説を読みながら進める
  2. 間違えた問題は、参照ページの図表で周辺知識まで確認する
  3. 直前期に、医歯薬出版の問題集のマークシートPDFで、本番形式を練習する

パターンB
過去問の演習量を重視する

  1. 医歯薬出版の問題集か黒本で、過去10年分を解く
  2. 間違えた問題に印をつけて、解き直す
  3. 苦手な科目だけ、黒本の該当する巻を買い足す

パターンC
基礎から固める

  1. 模試や過去問の結果から、苦手な科目を決める
  2. その科目をイエロー・ノート(またはブルー・ノート)で読み直す
  3. 同じ分野を問題集で解いて、理解のずれを確認する

自分の弱点と残り時間に合わせて、無理なく続けられる組み合わせを選んでください。

試験日から逆算した、時期別の使い方

新しい教材を増やすのは12月までにして、1月以降は手持ちの1〜2冊を見直すことに時間を使いましょう。試験日は2027年2月17日です。

時期 やること
〜10月下旬 メインの1冊を一通り解いて、弱点科目を決める。※受験願書は10月下旬以降に配布される
11月〜12月 弱点科目に、黒本の巻やテキスト(イエロー・ノートなど)を追加する。新しい教材を増やすのは、この時期まで。
12/14〜1/4 受験に関する書類の提出期間。郵送は書留で、1月4日までの消印が有効
1月 間違えた問題を中心に解き直す。医歯薬出版の問題集のマークシートPDFで、本番と同じ時間配分を練習する。※受験票は1月下旬に発送予定(2月3日までに届かない場合は問い合わせ)
試験1週間前〜前日 新しい問題集には手を出さない。間違えた問題と、QBの「出る順」ランキングの得点源を見直す。
2月17日(水) 第73回臨床検査技師国家試験

※手続きの日程は、厚生労働省「臨床検査技師国家試験の施行」を出典としています。受験資格や提出書類などの詳細は、必ず原文で確認してください。

さいらぼの過去問解説も活用しよう

問題集で間違えた選択肢は、解説を読んでも整理しきれないことがあります。さいらぼでは、臨床検査技師国家試験の過去問解説を、科目・年度ごとにまとめています。

  • 過去問の正答と解説を確認したいとき
  • 間違えた選択肢の理由を、別の説明でも理解したいとき
  • 苦手な分野を、科目ごとに重点的に復習したいとき

臨床検査技師国家試験の過去問解説一覧はこちら →

まとめ

理解を重視するならQB、過去10年分を1冊で解くなら医歯薬出版の問題集、科目別の網羅や苦手科目の補強なら黒本、基礎の整理にはイエロー・ノートを選びましょう。まず1冊をメインに決めて、繰り返し解くことが大切です。

第73回国試に向けて、自分に合った1冊で今日から始めてください。

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