転職時の疑問と不安「てゆうか、心電図ってどうしたらいいの?何から勉強したらいいの?」
僕みたいな境遇の人、割といるんじゃないかな。そうゆう人のため、僕の備忘録として書いていきたいと思うよ
12誘導心電図検査をする前の下準備
電極の付け方
胸部誘導
- C1(V1)誘導(赤):第四肋間胸骨右縁
- C2(V2)誘導(黄):第四肋間胸骨左縁
- C3(V3)誘導(緑):C2とC4を結ぶ線上の中点
- C4(V4)誘導(茶):第五肋間と左鎖骨中線の交点
- C5(V5)誘導(黒):左前腋窩線上のC4と同じ高さ
- C6(V6)誘導(紫):左前腋窩線上のC4と同じ高さ
四肢誘導
- R(赤):右腕
- L(黄):左腕
- F(緑):左足
- N/RF(黒):右足
恐らく、V1とかV2とか電極に記載されてると思うけどね。(それすら、知らなかった(笑))
- 胸部誘導の語呂:秋、緑茶汲む
あ(赤)き(黄)、りょく(緑)ちゃ(茶)、く(黒)む(紫)
- 四肢誘導の語呂:秋吉久美子(右手、左手、右足、左足)
あ(赤)き(黄)よし く(黒)みこ(緑)
僕は、四肢誘導に関しては、右手→左手→左足→右足で胸部誘導の途中までという覚え方をしました。茶じゃなくて黒なだけだし。
検査前の確認
- 名前(フルネームできたら生年月日も)最重要!
- 皮脂を除去する際にアルコール綿を使う施設は、アルコールのアレルギー確認
- 症状の有無
やっぱり、名前の確認だけは忘れないようにしよう。
経験不足で余裕がなく、緊張している場合に忘れがちです。
心電計に前の患者の情報が入ったままで、患者間違えをしちゃうかもだからね~。
あとは、ノイズが入らないように皮脂をとる際に、アルコール消毒でやっちゃうとこもあるかもだから、その際はかぶれないか確認するようにしましょう。
ダメな場合はおしぼりでも、ベンザルニコウム塩化物やクロルヘキシジングルコン酸塩で対応しよう。
あとこれは慣れてきてからでいいと思うけど、症状の確認をしてみましょう。定期検査とか検診の患者さんなら所見があることは珍しいかもだけど、症状があって受診してる患者さんは別。心電図をとって所見があった場合、患者さんにその場で確認できるとよいです。ただ、知識がないのに聞いても混乱しちゃうだけなので、ここはある程度慣れてきてからでいいんじゃないかなって思います。明らかに異常がみられる場合は先輩技師やDr.にすぐに相談や報告をしましょう。
まとめ
心電図検査に最低限必要なのは
- 電極の付け方
- 患者さんの確認
これだけだと思います。
あとは機械の使い方だったり、それこそ所見の見方だったりするので、まずは電極を正しく付けれるように確認をしましょう。(アレルギーや電極の位置)
性別や、体系、年齢(移乗の有無)で難易度も変わってきます。まずはとにかく慣れましょう。何かあればすぐに先輩技師に確認しましょう。
心電図は奥が深く、少し勉強した程度じゃほぼ読めません。これからやっていく人、経験が少なく不安な人。一緒に頑張りましょうね。