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【2024年国家試験】臨床検査技師国家試験にオススメな参考書5選【おすすめ問題集】

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パン太
パン太
臨床検査技師の国家試験で、オススメの参考書とかってあるの?結構種類もあるしどれ使ったらいいかわかんない

国家試験って試験範囲も広いし、授業で使っている教科書もたくさんあるしで、何から手を付けたらいいかわからないですよね。

僕が学生の時も、国家試験というものがいまいちピンとこなくて、結局何から手を付けていいかわからずに結局受験4か月前まで放置してしまった経験があります。

僕の大学では、みんな秋くらいから何やら国家試験対策を意識し始めたようで色んな参考書を買っては試していました。

でも、最終的にみんな使ってる参考書って数種類に落ち着いていたんです。

何を買えばいいかわからず、路頭に迷った僕のような学生を増やさないためにも、みんなが使っており、もちろん僕も使って合格した参考書を紹介したいと思います。

ただし注意点もあります。

  • 参考書(過去問集)は必ず最新のものを使う
  • 最新のものは大体5月末に販売開始する
    2024年2月に受験ならば、2023年5月に販売が始まる
  • 心配ならば、6月に入ってから探そう

ちなみに簡単に自己紹介を。

現在臨床検査技師として某民間病院で勤務をしておりますSAIといいます。詳細はプロフィールをご覧ください。

ちなみに僕は、これから紹介する参考書5種類中2つ所持して国家試験に臨みました。

もう1つは実は社会人になってから購入しました(笑)2級試験とかにも使いますからね。

それでは、どうぞ!

amazonランキング(参考までに)※2023/5月調べ

このランキング画像はamazonより引用しています。2023/5月末時点のランキングであり変動します。参考程度にしてください。

https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/books/ 2199933051

SAI
SAI
♯2が謎ですが、やはり有名どころがランクインしていますね。

国家試験対策にオススメな参考書5選

実際に必要なものは、過去問集と要点をまとめた辞書系教本の2冊です。
おすすめの問題集3冊と、おすすめの辞書として使える教本を2冊紹介したいと思います。

【問題集】医療情報科学研究所:クエスチョン・バンク 臨床検査技師国家試験問題解説(2023/05/25発売予定)

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僕の中では〇〇が見えるシリーズで有名な出版社です。下記の引用文にもありますが、医師、看護師、理学療法士、作業療法士の国家試験問題集で定番の出版社です。
この度、臨床検査技師版も発刊となりました。

2023年現在、おススメナンバーワンとなりました。

本を買うことによってスマホでも解説など閲覧可能に!詳しくは下の引用をご覧ください。

【複数の医療系分野でシェア率90%以上! 大人気シリーズ『QB』の臨床検査技師版】

●過去10年の国家試験問題を中心に、合格に必要十分な問題数1,470問+最新の第68回臨床検査技師国家試験200問を収録。
●まんべんなく必要な知識が習得できるよう、一方で掲載問題が多すぎて消化不良にならないよう、問題ラインナップを厳選しました。
●小社書籍『病気がみえる』『公衆衛生がみえる』の図表や、検査国試対策向けに書き下ろしたオリジナルイラストを多数掲載。『病みえ』『公みえ』の参照ページも各問題についており、あわせて使用することで理解が深まります。
●「なぜ正解なのか」「なぜ間違いなのか」の根拠が丁寧でわかりやすい解説が特長です。都度正解・不正解の理由を調べ直す必要がなくなるので、効率アップにつながります。
●早い段階で国試のリンカクをつかめるよう、先に解いておきたい「1周目問題」895問を選定。

【付録のシリアル登録で「QBオンライン臨床検査」が使える! 】
●「QBオンライン臨床検査」を使えば、PC・スマホ・タブレットで問題演習や演習結果の記録,書籍と同じ解説を読むことなどができます。充実した検索機能やノート機能、シャッフル演習機能など、便利な機能を搭載。演習達成度の確認も一目でできます。
●「QBオンライン臨床検査」上では、書籍に掲載されていない問題を含む、第54回~第68回の全国試問題(3,000題)の演習が可能。

amazonより引用

【問題集】医歯薬出版:臨床検査技師国家試験問題集(2023/5月発売予定)

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先に紹介した、金原出版の臨床検査技師国家試験問題注解と同じ、過去問をベースとした問題集です。amazonランキングでも3位と上位に入っています。

定評ある医歯薬出版の国家試験問題集最新版!
2022年実施の国試合格をこの一冊で確実に!

●第67回国試(2021年2月)の問題・解説を収載
→最新の国試をCheck!
●既出問題を中心に精選された豊富な問題数
→約4,300題を収載!
●2つの構成で学習をサポート
1直近4年分の国試問題・解説
→国試の全体像,出題傾向の把握に!
2科目別ページ
→過去10年分国試の出題傾向の一覧表で,頻出領域を把握して徹底的に対策を!
→長年にわたって蓄積した豊富な良問を出題基準に沿って分類しているので,領域ごとの対策ができる!
→同じ領域でも問われ方の異なる問題の練習ができる!
●問題集本体とカラー図版・国試問題解説集
→使いやすい2分冊! 画像問題の対策にも!

<購入者特典>
●第64-67回国試問題・マークシートPDF
→国試本番を想定して,時間配分と2種類のマークシートの練習に!

amazonサイトより引用

【問題集】金原出版:臨床検査技師国家試験問題注解(2023/06/02発売予定)

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僕が使った参考書です。

amazonランキングでは4位ですが、好みの問題と思います。

国家試験って過去問を解くだけではなく、どうしてそうなったかを理解する事が大事なんです。

昔の国家試験の問題を解いたことがあるとわかると思うのですが、出題傾向は数年おきに変わっていっています。

従って、とにかく最新の出題傾向を掴むのがとにかく大事です。

学校の先輩達もきっと多くの人がこの問題集を使っていたはずです。

この金原出版の問題集は、直近5年の問題全てと、重要既出問題やオリジナル問題約2500問が用意されています。

これだけの問題数をキッチリこなしていけば国家試験の合格難易度はグッと下がるはずです。

というか、過去問は必須ですので入手するようにしましょう。

この本の説明文と目次は以下のとおり。

≪説明文≫
臨床検査技師国試問題を科目別に分類・編集し、正解を導くプロセスやその理由をわかりやすく解説。正解でない選択肢にも解説を付け、教科書としても利用できる。最近5年間の問題は基本的に全問採用、それ以前の重要既出問題・オリジナル問題も含めた約2,500問を収載した。
今版では最新の第65回国試問題も、簡潔に解説した。「直前演習問題」は国試直前の実力試しに利用できる。この1冊で、受験対策は完璧!

クリックして目次をみる

≪目次≫
第1章 医学概論

第2章 公衆衛生学
1.総論・地域保健
2.疫学・感染症・食中毒
3.母子保健・学校保健
4.成人保健・国民栄養
5.環境保健・産業保健
6.保健統計・人口統計
7.精神保健・母体保護・社会福祉・社会保障・医療保険制度・衛生行政・衛生法規

第3章 臨床検査医学総論
1.病因
2.症候・症状
3.感染症
4.神経・筋疾患
5.心・循環器疾患
6.呼吸器疾患
7.肝疾患
8.腎疾患
9.血液疾患
10.内分泌疾患
11.代謝異常
12.免疫病
13.腫瘍
14.その他
a.血清糖質
b.血清(漿)蛋白
c.血清脂質
d.血清酵素
e.窒素成分(蛋白を除く)・色素成分
f.電解質・酸塩基平衡・重金属
g.生理活性物質(ホルモン・サイトカイン)
h.負荷試験
i.血球・止血・血栓
j.生理機能
k.細胞診・染色体・遺伝子検査
l.尿検査
15.複合問題

第4章 臨床検査総論
1.基本的事項・基本操作
2.検体採取・取り扱い
3.検査値の生理的変動
4.尿検査
5.各種検査
6.精度管理
7.複合問題・その他の問題

第5章 病理組織細胞学
1.解剖学総論
a.発生・細胞・組織
b.筋と骨
c.脈管・造血系
d.呼吸器系
e.消化器系
f.内分泌系
g.泌尿器・生殖器系
h.神経・感覚器系
i.複合ならびに病理解剖総論
2.固定・脱灰・包埋・薄切・切片
3.染色
4.細胞診
5.解剖
6.顕微鏡・電顕
7.疾病の病理

第6章 臨床生理学
1.基礎生理学
a.循環
b.消化器
c.呼吸器
d.排泄
e.内分泌・代謝
f.筋
g.神経・感覚器
h.体温
i.複合問題
2.筋電図
3.超音波・画像診断
a.超音波
b.画像診断
4.電気生理
a.心電図
b.心音図
c.その他
5.呼吸器
6.脳波
7.その他

第7章 臨床化学
1.生化学
a.基礎知識
b.糖
c.脂質
d.アミノ酸・血漿蛋白
e.酵素
f.核酸
g.生理活性物質(ホルモン・サイトカイン)
h.その他
2.臨床化学
a.基礎的事項
b.無機質
c.脂質および糖
d.蛋白および非蛋白性窒素成分
e.酵素
f.機能検査
g.その他
3.放射性同位元素
a.基礎的事項
b.測定機器
c.体内測定法
d.体外測定法
e.管理技術
f.複合問題・その他

第8章 医用工学概論
1.回路素子・電気回路
2.医用電子機器
3.生体物性・安全対策
4.情報科学
5.検査機器総論

第9章 臨床血液学
1.造血・鉄代謝・血球・血液成分
2.凝固線溶
3.形態
4.各種血球算定・ヘマトクリット・ヘモグロビン測定・恒数・指数
5.各種染色
6.血液疾患
7.検査技術
8.複合問題

第10章 臨床微生物学
1.一般的事項
2.薬剤感受性
3.グラム陽性球菌・陰性球菌
4.グラム陰性桿菌
5.グラム陽性桿菌
6.嫌気性菌
7.真菌、リケッチア、クラミジア、マイコプラズマ、ウイルス
8.複合問題

第11章 医動物学
1.原虫類
2.吸虫類
3.条虫類
4.線虫類
5.複合問題
6.検査法
7.感染経路
8.宿主
9.衛生動物

第12章 臨床免疫学
1.抗原・抗体
a.抗原
b.抗体
2.免疫応答機構(含、リンパ球)
3.補体
4.免疫血液学
a.血液型・輸血
b.HLA
5.血漿蛋白(含、腫瘍マーカー)
6.梅毒・肝炎・AIDS
7.試験管内反応
8.アレルギー
9.複合問題

第13章 関係法規
1.臨床検査技師の業務
2.生理検査・採血業務
3.衛生検査所
4.技師法以外の関係法規
5.複合問題

[別冊]
〇カラー設問図
〇第65回臨床検査技師国家試験問題・解答
〇直前演習問題
〇臨床検査技師国家試験出題基準(平成27年版)・出題傾向一覧

※金原出版より引用

 

【辞書として使う教本】藤田保健衛生大学:臨床検査学入門(現在2018年出版の第4版が最新)

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言わずと知れた、伝説の大学”藤田保健衛生大学”より生み出された書籍。

この参考書もガチでオススメできる良本です。この参考書のおかげで国家試験に合格できたといってもいい一冊。

必ず最新版を選ぶようにしてください。国家試験は常に進化していますので、内容に沿った教本を選びましょう。(現在は第4版が最新です)

第三版:2013年7月発売

第四版:2018年7/27発売

第五版:5年スパンで発売されているため、今年出ると思っていましたが、例年の7月を過ぎても出版されませんでした。

国家試験過去問を解くための参考書です。

国家試験に出る臨床検査の要点がこの1冊にまとまっています。

授業で使った赤本や青本などでも十分ですが、何冊もかさばって重たいし不便ですね。

この参考書のメリットは間違いなく「国家試験対策のために作られている所」です。

国家試験の問題で骨組みを作り、そこに補足説明で肉付けしているイメージですね。

問題を解いていて困った時にはこの参考書を読めば、95%くらいは理解することができます。

教科書で調べるから必要ない!という人以外はなるべく用意しておきましょう。

実はこの本、Kindle版(電子書籍)晩も出ています。上に紹介した書籍版より若干安めなので、一応紹介しておきますね。

(kindle版)

パン太
パン太
kindle版と書籍版、間違えないようにね!

≪商品紹介文≫
過去に出題された臨床検査技師国家試験問題の内容を精査し、日々進歩している臨床検査学の必要最小限の知識や技術を凝縮して解説。重要な内容には覚えやすい“語呂合わせ”も掲載する。

≪目次≫
第I章 臨床検査総論
検査総合管理学(検査管理総論)
生物化学分析検査学(臨床検査総論)
形態検査学(医動物学)
病因・生体防御検査学(遺伝子)

第II章 臨床検査医学総論
保健医療福祉と医学検査(医学概論)
臨床病態学(臨床医学総論)

第III章 臨床生理学
人体の構造と機能(生理学)
生理機能検査学(臨床生理学)

第IV章 臨床化学
人体の構造と機能(生化学)
生物化学分析検査学(臨床化学)

第V章 病理組織細胞学
人体の構造と機能(解剖学)
医学検査の基礎と疾病との関連(病理学)
形態検査学(病理組織細胞学)

第VI章 臨床血液学
形態検査学(臨床血液学)

第VII章 臨床微生物学
医学検査の基礎と疾病との関連(微生物学)
病因・生体防御検査学(臨床微生物学)

第VIII章 臨床免疫学
病因・生体防御検査学(臨床免疫学)

第IX章 公衆衛生学
保健医療福祉と医学検査(公衆衛生学)
保健医療福祉と医学検査(関係法規)

第X章 医用工学
医療工学及び情報科学
検査総合管理学〔検査機器学〕(検査機器総論)

メテオメディカルブックセンターより引用

【辞書として使う教本】臨床検査提要

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金原出版
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臨床検査技師の辞書です!国家試験だけでなく、二級試験でも使えます!

まぁ、国家試験狙いなら、藤田の本があればこれは要らないかなってレベルです。藤田の本は国家試験の過去問の説明に肉付けしていった参考書なので、実はたま~に、過去問を解くために、中身を探っても載っていない内容もあったりします。(気にならないレベルだけど)それに比べて、提要は辞書なので基本的には全て載っています。そういった感じですね。

臨床検査技師として就職を考えているのであれば、いつかは入手しなければならない一冊です。

学校で買っている人は必要ありませんが、やはり臨床検査の世界はスタンダードが第一です。

ネットで様々な情報が無料で見れる現在ですが、そのエビデンス(根拠)はほとんどがありません。

そんな時に、スタンダード教本として使うのがこの「臨床検査提要」です。

僕は検査提要は国家試験では使いませんでしたが、臨床化学の2級試験を受ける時に使いました。

項目、原理、疾患など臨床に直結する内容が盛り込まれた検査辞典です。

国家試験の問題を解いていて、どうしても理解できない時に提要が必ず役に立ちます。

もし持っていない人は、将来のためにも持っておくのが良いと思います。

今は法改正でSOP(標準作業書)を各検査室で用意しなければならないので、就職後に提要は必須です。

まとめ

臨床検査技師の国家試験対策としての参考書は、ぶっちゃけこの2冊があれば十分です。

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【kindle】

SAI
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僕は金原を使いましたが、今はこの二冊が神でしょう。

問題・解説をスマホで見れるのは素晴らしい!僕の時代にも欲しかった機能です。

教科書があるから参考書はいい!とかはあまり思わない方がいいです。国家試験は大学入試と違って120/200の点数が取れれば全員合格できます。

なので、みんなが合格できているスタンダードな教材を使えばOKなのです。

医療の参考書は高額ですが、国家試験に合格できると思えば安いものでしょう。

国家試験の勉強法もまとめています。